特集

将来の備えのための「積立投資」

執筆者
三井住友信託銀行 静岡支店 静岡住宅ローンセンター

ライフイベントへ 備えるための 「積立」のポイント
 長い人生にはさまざまなライフイベントがあり、お子さまの教育や住宅リフォームなど、お金のかかるイベントはたくさんあります。また、その時々でまとまったお金が必要になります。ライフイベントの中でも、教育・リフォームなど発生時期をあらかじめ予測しやすいイベントは目標額を設定しやすいため、前もって計画的に「積立」で準備することが可能です。目標(いつまでに、いくら)に対して計画的に準備することで、イベント時に資金が不足するなどの事態がなくなり、生活に安心感が生まれます。
 「積立」で準備をするといっても、預金ではなかなか増えません。利息が利息を生む複利効果を活かすためには、「①資産運用によって利回りを高めること」「②早くからはじめること」がポイントです。

積立投資のメリット
 資産運用と聞くと、「始めるには躊躇してしまう」という方は多いです。例えば、「運用に必要な、まとまったお金がない」「下落したことを考えると不安」などマイナスのイメージがある方もいらっしゃるかと思います。このようなお悩みにお応えできる方法として、「積立投資」の活用があります。
 例えば、「下落したことを考えると不安」というお悩みに対して、積立投資は「月に1度」といった頻度で定期的に定額を投資していく方法です。運用商品の値段が下がった時にも安値で投資をしていくため購入単価が平準化され、高値つかみのリスクを軽減することが可能です。
 多忙な中でも手軽な資産運用として、積立投資という運用方法を毎月コツコツと始めてみることで、これからのライフイベントに備えてみてはいかがでしょうか。 

 

 

 運用の基本 【積立投資の効果】

 定期的に定額で投資をすることで、積立期間中の購入単価が平準化されます。 投資タイミングによる影響を受けにくく、いわゆる『高値つかみ』のリスクが軽減されます。

 

■日本株式に一括投資した場合
(2007年8月末に元本360万円を一括で投資)

 一括投資は底値で購入することができれば、大きな利益が得られる可能性もありますが、一方で高値で購入した場合には大きな損失を被る可能性もあります。

 

■日本株式に積立投資した場合
(2007年8月末以降、毎月3万円を積立投資 投資元本総額360万円)

 積立投資であれば、『高値つかみ』のリスクが軽減され、じっくりとふやすことが期待できます。

 

【出所】Bloombergのデータをもとに試算
【日本株式】TOPIX配当込み
【期間】2007年8月末~2017年8月末

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