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ここだけは押さえて!モデルハウス見学のチェックポイント

執筆者
出口 恵

モデルハウス見学は、住宅会社それぞれのこだわりや最新の家づくりに直接ふれることができる絶好の機会です。しかし「きれいだった!」「楽しかった!」で終わってしまってはもったいない。せっかくご家族の貴重な休日をついやすのですから、《理想の家づくりを叶えるための有意義な時間》にしたいですね。そのために事前に準備しておくべきこと、当日確認すべきことは何でしょうか?モデルハウス見学のチェックポイントをご紹介します。

 

事前に準備すべき3つのこと

1.  見学するモデルハウスを2,3棟に絞り込む

SBSマイホームセンターは静岡県内に9か所 (御殿場、三島、富士、静岡東、静岡、藤枝、掛川、袋井、浜松)。住宅会社約50社、約170棟のモデルハウスを展示しています。近くの展示場に足を運び、気になったモデルハウスに立ち寄ってみる…という方法でもよいですが、効率よく見学をするためには、事前に候補を2,3棟ピックアップしておくのがおすすめです。

候補を決める際には、
SBSマイホームセンターのサイト内にある『モデルハウス検索(https://www.sbs-mhc.co.jp/search.php)』が便利です。
工法、建築様式から間取りや設備のこだわりまで、様ざまな条件で絞り込み検索をすることができます。見学は予約なしでもOKですが、「モデルハウスが混み合うタイミングでもじっくり話を聞きたい」「スムーズに案内をしてもらいたい」という場合は事前に予約を行いましょう。

モデルハウス見学予約システム「いえあぽ」はコチラ(https://www.sbs-mhc.co.jp/mh_visit/)

2. 見学の際の持ちもの

モデルハウス見学はできるだけ「身軽に」がおすすめです。住宅展示場では、たくさんのカタログ・資料・記念品などを受け取ることになります。荷物が増えても大丈夫なように、身軽な恰好でお越しくださいね。

気になったことのメモや、気に入った間取りや設備の撮影にはスマホがあればOKです。家具の配置などの関係で、メジャーがあったらいいな…と思う場面もあるかもしれません。その際は、カメラで撮影するだけで長さや角度の測定ができ、そのまま保存もできる「測定アプリ」が便利ですので、必要な場合は事前にインストールしておきましょう。

(撮影については、各モデルハウスでルールを定めている場合があるので事前の確認をお願いします)

3.詳しく見たい箇所、聞きたいことなどをリストアップする

家づくりにおいて優先したいこと、こだわりたいポイントが決まっている場合は、それらをぜひリストアップしておきましょう。ポイントを決めて見学することで、より深い情報を得ることができます。

「まだ家づくりをはじめたばかりで、何も決めていなくて…」という場合も、大まかでいいので希望のプランや間取り、予算についてご家族で話し合っておくことをおすすめします。ある程度イメージを定めておくことで、情報を比較しやすくなるでしょう。

当日のチェックポイント4つ

いよいよモデルハウス見学当日。住宅についてはネットやカタログでもたくさんの情報が得られますし、最近ではVRで内覧できるモデルハウスも増えてきましたね。それでも、実際に足を運ぶことでしか分からないこととは何でしょうか?

1.生活動線、家事動線を確認する

玄関からリビング。キッチンからバスルームや洗濯スペース。リビングから寝室や子ども部屋。これらの配置や行き来のしやすさはどうでしょうか?実際の暮らしを想像しながら確認してみましょう。モデルハウスというと、家の中をぐるっと一回りして見学するイメージがあるかもしれません。しかし、家は生活の場所。毎日の生活や家事でどんな動きをするか、どんな動線だったらスムーズか、モデルハウスの中を行き来してみてください。そして「この動線はいい」「もっとこうだったらいいな」というポイントをメモしておきましょう。実際の間取りづくりに大いに役立つはずです。

2.ソファや椅子に座ってみる

天井の高さは快適か。どのくらいの窓の大きさだと解放感があるか。数字だけでは分からない点を体感できるのもモデルハウス見学のメリットです。その際、可能ならばリビングのソファやダイニングの椅子に実際に座ってみるのをおすすめします。暮らしの中では、家の中でじっと立っていることはほとんどありませんね。リビングでのくつろぎタイム、ダイニングでの団らん時間。それらに近い状態で、天井や窓の大きさなどを体感してみると、より理想に近いサイズ感が分かるはずです。

3.収納の使い勝手を確認する

土間収納やファミリークローゼット、パントリーなど、家族共用の収納が人気です。モデルハウスでも様ざまなスタイルの収納を提案しています。収納スペースは外から見るだけではなく、ぜひ中に入ってみましょう。収納棚の種類や組み方にもたくさんのスタイルがあります。ご家族に使いやすいのはどのタイプでしょうか。また、手を伸ばしてみて、どれくらいの広さがあったら使い勝手がよさそうか、高さはどのあたりまで手が届くか、動きながら試してみましょう。

他の見学者や、モデルハウスごとのルールには配慮が必要ですが、できる限り実際の暮らしをイメージしながら、体感できることはどんどん体感してもらいたいと思います。

4.住宅性能をチェック

住宅展示場のモデルハウスには、基礎や床下、壁の中など、通常の住宅の見学では分からない部分を詳しく知ることができる展示が用意されていることも多いです。家づくりにおいては、省エネ性能、断熱性能、耐震性や制振機能といった住宅機能もとても重要です。それらについては、ぜひ住宅会社のスタッフに詳しく話を聞いてみましょう。

住宅会社のスタッフと話すことを苦手に感じる方も多いですが、実際に家を建てる際には、そのスタッフが担当者となり、長い付き合いになることもあります。自分たちの要望を丁寧に聞いてくれるか?話しやすい雰囲気か?信頼できる人柄か?ご家族との相性をみるためにも、ぜひ気軽に声をかけてみましょう。

まとめ

 今、家づくりを考えているみなさんの多くは、仕事や家事、育児にとても忙しい毎日を過ごしている世代の方々でしょう。その貴重な時間をつかうモデルハウス見学。ご家族の理想の家づくりを叶えるためのアイデアやヒントをたくさん得られるような、有意義な時間にしていただきたいと思います!

SBSマイホームセンターの活用方法については、こちらでも詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
『あなたはどちらのタイプ?|総合住宅展示場SBSマイホームセンターの歩き方
https://www.sbs-mhc.co.jp/column/feature/230201/)』

 SBSマイホームセンターではご家族そろって楽しめるイベントを定期的に開催しています。家づくりに役立つものはもちろん、美味しい食べ物・すてきな雑貨と出会えるマルシェやお子さんが大好きなキャラクターショー、参加型の体験イベントまで、無料 (一部有料) で参加できる企画が盛りだくさんです。
イベントの情報こちらからご覧いただけますhttps://www.sbs-mhc.co.jp/event.php
まずは気軽にイベントに参加して、SBSマイホームセンターの雰囲気を感じてみてくださいね。