静岡市への移住や引っ越しを検討しているものの、「実際の住みやすさはどうだろう?」「アクセスの良さや家賃の相場は?」といった疑問を持っている方は多いでしょう。
本記事では、静岡市の住みやすさや、エリアごとの特徴について解説します。静岡市への移住を考えている方、移住が決まった方は、ぜひ参考にしてください。
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静岡市の住みやすさと特徴
静岡市の魅力は、政令指定都市でありながら、自然と都市のバランスが良い点です。人口は約67万人で、田舎過ぎず、都会過ぎず、気候は年間を通して比較的温暖です。
長年地震や津波の発生が懸念されているものの、それゆえに防災意識が高い地域でもあります。
下表は、静岡市の特徴を項目別にまとめたものです。
特徴 | 詳細 |
施設 | 駅を中心に商業施設などが集まっている。医療機関やスーパーなどは市内各地にある。 |
アクセス | 都心部へのアクセスが良い。市内の交通機関も備わっているため通学等に利用しやすい。 |
制度 | 移住者向けの助成制度が複数ある。 |
家賃の相場 | 都心部に比べると比較的安い。 |
治安 | 他の政令指定都市に比べて刑法犯認知件数が少ない。自主的な防犯団体による防犯パトロールも見られる。 |
イベント | 大規模なイベントが複数あり、盛り上がりを見せている。 |
施設
静岡市内各地に医療機関やスーパーがあり、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。駅周辺には大型商業施設やグルメスポットが集まっているので、ショッピングや食事も存分に楽しめます。
また、駿府城公園や日本平などの自然や歴史を楽しめるスポットもあり、休日の過ごし方に困ることはないでしょう。教育機関も複数あり、小学校から大学まで教育環境も充実しているため、子育て世帯にも安心の環境が整っています。
アクセス
静岡市は日本のほぼ中央に位置しているため、新幹線を使えば、移動にかかる時間が静岡駅から東京駅までは約1時間、新大阪駅までは約2時間と、主要都市へのアクセスが良いのも特徴です。
市内の公共交通機関は駅を中心に充実しており、通勤や通学にも便利です。ただし郊外は公共交通機関が通ってない場所も多いため、車があった方が移動がしやすいでしょう。
特に、「奥静岡(オクシズ)」と呼ばれる地域は山間地となっており、車が必須です。もし自然豊かな環境での生活を希望するなら、車の準備は欠かせません。
制度
静岡市では、住民の生活をサポートするさまざまな支援制度が整備されており、なかでも子育てに関する制度が充実しています。子どもの医療費の助成を行ったり、提示すると協賛店舗でサービスが受けられる「しずおか子育て優待カード」の配布が行われたりといった事例が見られます。
また、移住者向けの制度も設けられており、新しい生活をスタートする方を手厚くサポートしているのもポイントです。例えば、静岡県外から静岡市に転入し、就職または起業などを行った人を対象に、住宅確保にかかる費用を助成する制度が複数用意されています。
静岡市移住者住宅確保応援補助金
静岡市の耐震に関する補助金はこちらご参考ください。
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家賃の相場
静岡市全体の家賃相場は、1LDKで6.4万円、2LDKで6.9万円となっています。これは東京都杉並区と比較すると約半分ほどの水準です。
ただし、地域や間取りによって大きな差があります。一般的には駅に近いほど家賃が高くなり、郊外になるほど安くなります。通勤や通学の利便性と家賃のバランスを考慮し、慎重に物件を選びましょう。
また、先述したように移住者向けの助成制度も活用できるため、住居にかかる費用を大幅に削減できる可能性があります。
治安
静岡市は全国の政令指定都市と比べると刑法犯認知件数は少なく、年々減少する傾向が見られる安全な都市です。駅付近は居酒屋などが並ぶ繁華街となっていますが、北口と南口ともに交番が設置されており、目立ったトラブルは起きにくい環境が維持されています。
また、治安維持の意識が高まっている地域でもあり、市内各地では警察に加えて自主的な防犯団体が防犯パトロール等を行っています。住民同士の結束も強く、地域ぐるみで安全な街づくりに取り組んでいるため、家族連れでも安心して生活できるでしょう。
静岡の治安事情とは?安心して住める地域・注意したい都市を徹底比較
イベント
静岡市では「大道芸ワールドカップ」や「安倍川花火大会」などの大規模なイベントが開催されており、盛り上がりを見せています。これらのイベントは市民だけでなく、全国から多くの観光客が訪れる規模となっており、地域の活性化にも大きく貢献しています。
また、「静岡市美術館」や「登呂遺跡」など、各地にある美術館や博物館でも定期的にイベントや企画展が行われており、文化的な生活を楽しめるのが魅力です。四季折々のイベントが充実しているため、一年を通じて地域の良さを感じながら暮らせるでしょう。
エリア別に見る静岡市の住みやすさ
静岡市は、以下の3つの区から構成されています。
地区によっても特徴が大きく異なるため、住む場所を選ぶ際は、各エリアの特性を理解することが肝心です。ここでは地区ごとの特徴を踏まえた住みやすさについて見ていきましょう。
葵区
葵区は、南部と北部で傾向が異なります。
葵区の南部には静岡駅があり、駅周辺は生活の利便性が高く、アクセスも良好な環境が整っています。商業施設やオフィスビルが集中しており、ビジネスやショッピングには非常に便利なエリアといえるでしょう。イベントなども盛んに行われており、文化的な生活を楽しめる環境が整備されています。ただし、駅周辺の物件は他の地区に比べて家賃が高い傾向が見られるため、予算との兼ね合いを考慮しなければなりません。
一方、北部は豊かな自然に囲まれた山間地域となっており、観光資源等が豊富なことが特徴です。温泉地や森林公園などの自然スポットが点在しており、都市部では味わえない四季の移ろいを感じられます。しかし、南部に比べると交通機関が少なく、商業施設などもないため、買い物には車が必須となる生活環境です。
駿河区
駿河区内には大学が複数あるため、学生が多く住む、活気のある地域となっています。東静岡駅があることや、大学付近を通るバスが充実していることもあり、アクセスも良好です。
学生向けの飲食店やサービス施設も充実しているので、若い世代にとって住みやすい環境といえるでしょう。
ただし、海に面したエリアがあり、ハザードマップを見ると津波の被害が及ぶ可能性があります。そのため、避難経路の確認を行なっておく必要があります。
清水区
清水区は海に面しており、清水漁港付近では新鮮な海鮮グルメやマリンスポーツを楽しめる魅力的なエリアです。港町ならではの情緒溢れる街並みと、海の幸を活かした食文化が根付いています。他にも区内に大きな商業施設があったりと、各地に観光スポットが点在しており、休日のレジャーには事欠きません。また、由比・蒲原といったエリアは、より自然豊かな場所となっています。
反面、公共交通機関によるアクセスは少なくなっているため、車での移動が前提となります。
まとめ
静岡市は政令指定都市としての利便性と自然豊かな環境をバランス良く両立した、住みやすい都市です。新幹線によるアクセスの良さ、充実した支援制度、適正な家賃相場、良好な治安など、生活の質を高める要素が揃っています。葵区、駿河区、清水区それぞれに異なる魅力があるため、ライフスタイルに合わせた地区選びをしましょう。
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