スタイリッシュモダンな家

約24帖のLDKには下がり天井の間接照明。

リビングはダイニングキッチンと切り離し、よりリラックスできるように設計。 ダイニングキッチンの床に使ったのは、木材と石材を混ぜ合わせて作られたフローリング。水はねにも強く、マットな質感がかっこいい、機能面もデザイン面もWさん好みの品だ。窓を2.6ｍの天井いっぱいまでのサイズにしたのもWさんのこだわり。カーテンを開ければ、明るい日差しが家の中にたっぷり降り注ぐ

80～90インチのTVを設置するために設けた壁は、コンクリートタイルを使用している。木質パネルを使った下がり天井には間接照明を仕込み、ホテルライクな雰囲気に。

キッチンとカップボードは人気のセラミック天板のもの。カップボードは吊収納を設置しない代わりに５列設置して収納量を確保した。壁を石目調のタイル張りにしたのもこだわり。

キッチンとダイニングが横並びにレイアウトされているので、食事の準備や後片付けがしやすく、家事の時短につながっています。

玄関に入ってすぐ目に飛び込んでくるのが、らせんを描く迫力のある階段。手すりのデザインにもこだわり、印象的に仕上げている。目線程度の高さの壁がある場所は洗面＋クロゼットスペース。帰宅したら手を洗って、着替えて、その奥にある脱衣室で洗濯するという一連の動作がスムーズにできる動線を整え、家事ラクを叶えた。

石目調の洗面はメーカー品だがオーダーサイズでこの空間に合うように設えたのがこだわり。ミラーはWさん自らが探してきたものを弊社で設置。写真右が約３ｍのクロゼット。ウォークインタイプにしなかったことで、スペース効率もUPした。中央のドアはトイレ。家の中の建具をすべて天井までの高さに統一したのもWさんのこだわり。

ベッドのサイズに合わせてベッドヘッド側の壁を立ち上げ、その奥にクロゼットを設えているベッドルーム。ベッドヘッド、クロゼット内の壁面、天井を同じクロスで仕上げたことで統一感が増し、洗練された雰囲気となった。大きな窓をFIX窓にしているのもW邸ならではのアイデア。

ここは仕事や趣味を楽しむ空間。壁面いっぱいに棚を造作し、カウンターテーブルは奥行き約30センチの部分に加え、ターンテーブルが置けるように奥行き60センチ幅も用意。

トイレもほかの空間と同様にシックな雰囲気。床はダイニングキッチンや洗面スペースで使用したものと同じもの。便器のふたもグレイッシュなものを選び、統一感を高めている。

２階には広いインナーバルコニーを設けた。天井面を木質系パネルで仕上げて、落ち着きのある雰囲気に。のどかな景色を眺めながらのんびり過ごす時間に癒されます。