吹き抜けと回廊、アイランドキッチンとオープン階段がある家を希望されていました。 できる限り扉は設けず、1階からロフトまで全ての動線が繋がっている間取りをお願いされました。 小上がりの畳敷きのダイニングは後々、両親が一緒に暮らすことになった時にリフォームできるように丈夫に造って欲しい、取りあえずつけた小上がりではなくて、最終的に部屋にもできるように設計して欲しいとのご要望でした。
丸窓と格子のデザインが印象的な和モダンな外観
玄関は間仕切り壁をつけて、家族用とお客様用を分けてあります。
シューズクローゼットはあえてオープンにすることで通気性を良くすることができます。壁にすることで扉を開ける手間がなくなるというメリットもあります。
間仕切り壁は目隠しにもなりますし、飾り棚にもなっていますので、訪問したお客様の目を楽しませることもできます。
小上がりの畳敷きダイニングは、囲われた小上がりにすると寝室として使っても良いくらい独立性が生まれます。
小上がり左端の空いた空間は、ルンバの充電待機所になっています。
間接照明がある飾り棚つきの床の間です。
飾り棚の下がり壁はアール状にしてお施主様のこだわりを感じさせる仕上がりになっています。
アイランドキッチンはお料理好きの奥様のこだわり。
たくさんの光が得られる吹き抜け回廊。
リビングからのスケルトン階段から吹き抜け回廊につながり、さらにロフトまで上がれる動線になっています。
テレビが設置できる壁の向こうに、ウォークインクローゼットがある寝室。
上部はロフトになっています。
寝室にはもうひとつクローゼットがあります。
扉を開けた向こうには、想像以上の奥行きがあるウォークインクローゼット。
小屋裏収納は6帖という広さ。
階段を使って3階に登る感覚で、楽に荷物を運ぶことができます。
小屋裏からつながったロフトは4帖あります。
お客様からの声
私が希望する図面を描いてくれる所があるのかということでも悩んでいました。他のハウスメーカーさんでは「図面が引けない。無理だ。」と言われてしまいましたが、最終的に設計の小山君が、嫌とも言わない、出来ないとも言わないで描いてくれました。 小山君が「何とかします」と言って描いてもらったのが、杉森さんに決めた一番の理由です。 強度的な問題で、要望を実現できない所は譲った部分もあります。でもその分、他の場所で飾り棚をつけるとかやらせてくれました。 「こういう案があるけど、どうでしょうか?」という何かにとって代わる提案をしてくれました。一緒に家を造る感じが多かったかな。 小山君には無理な注文ばかり言って、わざと困らせてやれという感じで、どこまで対応してくれるのか楽しみなくらい無茶苦茶なお願いをしました。 だから、この家って杉森さんと一緒に造った家なんじゃないかな。そんな想いがあります。 お互いがお互い言いたいことを言いながらやれたんじゃないかな、と思います。その結果が最終的にこの家が建てられた大きな原動力になっているのかな。 とにかく感謝、感謝です。