
2023年12月21日 (木)
2階にバスルーム!?メリット・デメリットを徹底解説
1階にあるのが当たり前のイメージのバスルーム。しかし最近では、「うちはお風呂を2階につくったよ!」という話をちらほら聞くようになりました。「どうして2階?なんだか不便じゃない?」そう思う人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、バスルームを2階に作るメリットとデメリットを徹底解説します! <index> 2階にバスルームをつくるメリット4つ 2階にバスルーム
続きを読む2024年08月30日 (金)
静岡県で家づくりをする際には、建築するエリアごとの気候に適した住宅設計にする必要があります。静岡県内の各エリアの気候や、住宅を建てる際に注意すべき点などについて解説します。
家づくりをする際には、間取りやデザイン、設備のグレードなどさまざまなことを決める必要があります。そして、建築するその土地の気候に適した住宅設計をすることも、快適な生活を送る上で重要なポイントです。
そこでこの記事では、静岡県内の各エリアの気候や、住宅を建てる際に注意すべき点について解説していきます。
静岡県は、日本一の標高差のある県であり、海岸に近いエリアの海洋性気候と内陸山間部の内陸性気候に分かれています。全国的に見ても、北部の山岳地帯を除いて温暖な気候といえますが、ときには大雨や強風、波浪などが発生することも。
平均気温は、沿岸部では15℃程度である一方、標高が高いところでは11℃程度で、エリアにより気候や気温に大きな差があるのが特徴です。
四季がはっきりと感じ取れる気候で、冬は平地であれば雪もあまり降らず晴天の日が多いです。
ここからは、静岡県のエリアごとの気候の特徴を確認していきましょう。
静岡県の中部エリアは、静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町の7市町で構成されています。北には南アルプスが、南には駿河湾が広がるなど、豊かな自然に囲まれた温暖なエリアです。
静岡市付近では、南から西にかけての風と、北東の風が吹くことが多いです。冬季は、山間部では季節風の影響が少ないですが、大井川下流から南のエリアでは西よりの風が強い傾向があります。
春から秋にかけては、海陸風※により昼間は南よりの風が吹きます。
※海陸風とは海岸エリアに見られる風で、日中は海から陸へ吹く海風、夜間は陸から海へ吹く陸風と逆になる風のこと
中部エリアの各地点の気温・日照時間・降水量の平均値は以下の通りです。
出所:静岡地方気象台
静岡県西部エリアは、浜松市・磐田市・袋井市・掛川市・湖西市・菊川市・御前崎市・森町の8つの市町で成り立っています。
浜松市などの沿岸部の平均気温は16℃程度で、天竜から佐久間にかけての山間部は15℃程度です。ただし、天龍や佐久間は、夏に静岡県の最高気温を記録するエリアでもあります。
遠州灘の沿岸エリアでは、冬に季節風が強く吹き、御前崎付近は特に強風の影響を受けます。ただし、春になると風は徐々に弱まる傾向があります。
年間降水量は、平野部は全体的に少なく、特に遠州地方は県内で最も雨の少ない地域です。
静岡県西部エリアの各地点の気温・日照時間・降水量の平均値は次の通りです。
出所:静岡地方気象台
静岡県の東部エリアは、熱海市・伊東市・三島市・伊豆市・伊豆の国市・沼津市・裾野市・御殿場市・富士市・富士宮市・函南町・清水町・長泉町・小山町の14の市町で構成されています。
静岡県東部は、標高により平均気温が異なり、標高がそれほど高くない吉原エリアでは県内の平地とそれほど変わりません。しかし、御殿場や白糸といった標高の高いエリアでは13℃程度と低くなっています。
風は、東・西の山麓では富士山や愛鷹山などの影響を受け、南風や北風が強い傾向があります。南の山麓は、夏は海陸風の影響で南風が吹くことが多いですが、秋から冬にかけては西風が強いです。
御殿場など標高が高いエリアでは、降水量や降雪量が多く、1998年には54cmの積雪となったことがあります。
静岡県東部エリアの各地点の気温・日照時間・降水量の平均値は次の通りです。
出所:静岡地方気象台
静岡県伊豆は、東伊豆町・河津町・下田市・南伊豆町・松崎町・西伊豆町の6つの市町から構成されているエリアです。
伊豆半島の東部・西部、また北部・南部で気候の特徴が異なります。沿岸地域では年間の平均気温が16°C前後と温暖ですが、内陸部では日中と夜間の気温差が大きく、冬の寒さが厳しい傾向があります。
風は、一般的に海陸風型ですが、南伊豆エリアでは西からの季節風の影響を受け、田方平野では南西風が吹くことが多いです。東海岸エリアは、北東の風によって曇る日が多く気温が上がりにくい傾向があります。西海岸エリアでは南西からの西風が顕著です。
天城山付近では、冬に積雪になることがあります。
静岡県伊豆エリアの各地点の気温・日照時間・降水量の平均値は次の通りです。
出所:静岡地方気象台
静岡県の各エリアには、それぞれ気候上の特徴があります。気候を考慮して最適な家づくりをするために、注意するべきポイントをご紹介していきます。
住宅における断熱性とは、室内と屋外との熱の出入りを遮る性能を指します。断熱性が高いほど外気温の影響が少なく、室温を快適に保つことが可能です。
また、気密性とは壁や床、天井などの隙間を可能な限りなくす性能のことで、気密性が高いほど室内温度を調整しやすくなります。
断熱性や気密性を高めることで、次の3つのメリットがあります。
エリアに限らず、断熱性・気密性の高さは快適な住環境の維持とエネルギー効率の向上に寄与します。特に季節の変動が大きい地域では、その重要性が一層高まるでしょう。
断熱性や気密性を高めると、外気温の変化を受けにくくなるため、1年を通して快適な温度で生活できます。部屋間の温度差も抑えられるため、冬期のヒートショック対策にも効果的です。
ヒートショックとは気温の変化によって血圧が乱降下し、心臓や血管の疾患が起こることをいいます。特に高齢者のリスクが高く、静岡県は冬期の死亡事故率が全国的に高い傾向があります。
断熱性や気密性に優れている住宅なら、このようなリスクを減らすことが可能です。
断熱性や気密性が高いと外気温の影響を受けにくいため、冷暖房がききやすく、室内の温度調整が容易です。さらに、調整した室温を長時間保てるため、温度を上げたり下げたりする必要がなく、経済的な負担も軽くなります。
同時に、エネルギーの過剰な消費を防げるので、環境にも優しい住宅だといえます。
住宅の気密性の高さは、室内の空気を清潔に保つことに大きく関係します。「気密性が高いと空気がうまく入れ替わらないのではないか」と考える人もいるかもしれません。しかし、気密性能が高いと室内を効率よく換気することができ、室内の空気を良好な状態にキープすることが可能です。
適切な換気を行うことで、人体にとっての有害物質を排除し、シックハウス症候群などの健康リスク低減にもつながります。
なお、2003年の改正建築基準法により、すべての建築物に換気設備の設置が義務付けられています。
建物の気密性を高めることで、防湿性を高めることが可能です。防湿が十分に行われていないと、結露の原因となり住宅にさまざまな影響を与えかねません。
結露はそのまま放っておくと、カビやシミの原因になったり、布団や畳がじっとりしたりと、不快な状況になる原因になります。さらに、建物の基礎部分などが腐る可能性があったり、断熱性が低下する原因になったりすることもあります。
大切な住宅を守るには、気密性を高めて結露を防ぐことが大切です。
住宅の防湿性が特に重要になるのは、高湿度の気候や多雨地域に住む場合です。静岡県では、年間を通じて比較的高い湿度が続くため、湿気対策は年間を通じて注意するべきポイントとなるでしょう。
浜松市などの海が近いエリアの場合、防風性のある住宅を建てるといった強風対策を考える必要があります。
強風に耐えられる住宅にするための方法として、主に以下のような方法があります。
強風でも安心安全に生活できるよう、ハウスメーカーの担当者と相談しながら検討すると良いでしょう。
静岡県は冬季でもほとんど雪が降ることはありませんが、富士山周辺の御殿場や裾野、伊豆の山間部、浜松市天竜区など一部の地域では降雪することがあります。
それらのエリアに住宅を建てる場合は、耐雪性を考慮した家づくりをする必要があります。具体的には、雪が落ちやすい素材の屋根にしたり、雪の重さで窓ガラスが割れないように二重窓にしたりするなどです。
エリアの降雪状況をよく確認し、ハウスメーカーの担当者と相談しながら決めましょう。
静岡県では、エリアごとに気候上の特徴があり、家づくりをする際には気候を十分に考慮した住宅設計をすることが大切です。降雨量や降雪量、風の強さや向きなどを事前に調べて、間取りやデザインなどと合わせて住宅設計に組み込みましょう。
どのような設計が必要になるのかわからない場合は、展示場に足を運んでみましょう。住宅の専門家に相談することで、必要な住宅設計がわかるうえに、具体的な住宅のイメージがつかめます。
2023年12月21日 (木)
1階にあるのが当たり前のイメージのバスルーム。しかし最近では、「うちはお風呂を2階につくったよ!」という話をちらほら聞くようになりました。「どうして2階?なんだか不便じゃない?」そう思う人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、バスルームを2階に作るメリットとデメリットを徹底解説します! <index> 2階にバスルームをつくるメリット4つ 2階にバスルーム
続きを読む2024年04月30日 (火)
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