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2018年04月23日 (月)

資金計画のツボ まずは保険の見直しを!

執筆者のイメージ
矢島 マコト
株式会社Flap

日本の医療保険制度は優れている

 海の向こうの新しいトップは、前任者が構築した医療保険制度をぶっ壊そうとしています。日本では医療保険制度が機能しているので、実感がわかない人が多いかもしれませんが、行きたくても病院に行けない人が大勢いるのがアメリカという国です。日本の医療保険は、本当に優れています。現在、日本で大変多くの人が加入している「がん保険」ですが、保障内容を見ると、○日以上の入院とか、1通院あたり○千円とか…外来化学療法が中心となっている現在のがん治療では○日以上の入院と言われても…メリットの薄いシロモノです。もし、高額療養費制度の自己負担額を、全ての治療期間において補償する医療保険があれば、私は入っても良いと思いますが、残念なことに有りません(例:70歳未満、年収370万円~770万円、一か月100万円の医療費の場合、自己負担は8万7430円が上限) 。筆者の21日間の入院経験では、約60万円の医療費は、所属企業の健保組合からの給付も併せると自己負担0円でした。

投資型保険商品は壊滅状態

 現在の金融情勢では、運用で利回りが見込める投資型の保険商品に見るべきものは有りません。金融緩和策の長期化とマイナス金利で、保険各社は、投資型の商品を一斉に扱わなくなりましたね。これが、実態であり、保険会社の本音です。保険会社が勧める保険に入る必要はありません。

もしもの時は、団体信用生命保険で住宅ローンが無くなる

 生命保険は、一家の大黒柱にもしもの事があった時のために加入しますが、住宅ローンを組むと最大の不安は「住宅ローンの返済」になる事が多いのではないでしょうか?この部分は団信でカバーされます。となると、残された家族の生活が心配です。これは、終身生命保険のみ2000万円~家族の状況に応じて加入しておけば良いと思います。あなたが自活しているように、残された家族の自活能力もある訳ですから、過大な保障は必要ありません。

保険の見直しとは、ムダな保険をやめることです

 「保険の見直しをしましょう!」と、勧められ、違う保険商品に乗り換えたとしても、「加入者の利益<保険会社(代理店)の利益」となる場合が殆どです。本コラムの読者が、保険の見直しを謳うブラックホールに吸い込まれることの無いように祈っています

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