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2023年11月22日 (水)

ペットも人も幸せに暮らすための家づくり

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出口 恵

ペットは私たちの暮らしにたくさんの喜びをもたらしてくれます。お世話を通じて愛情や責任感を学ぶことができたり、ペットと触れ合うことでストレスが緩和されたり。これから家づくりを考える子育て世代のみなさんにとっても、かけがえのない存在となるでしょう。一方で、ペットとの暮らしならではの悩みや負担もつきものです。この記事では、よくある悩みを解決するための家づくりのポイントをご紹介します。マイホームを建てたら新しい家族(ワンちゃん、ネコちゃん)をむかえたい!そう考えているみなさんは必読です。

お悩み慣れてしまうからこそ注意が必要な「臭い」

ペットを飼う上での一番の心配と言えば、やはりペット特有の臭いではないでしょうか。飼い主は慣れてしまい、来客時、気づかないうちに相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。ペットの臭いの2大原因は「トイレ」と「体臭」。布製品や壁紙についた臭いは時間とともに染み込んで、取れにくくなってしまうため、なるべく早く取り除くことが重要です。

臭い対策のための家づくりポイント!

☑間取りを考える際に、臭いの発生源となるトイレやゲージの置き場は、換気がしやすい位置にする

☑トイレシートのこまめな交換が苦にならないよう、トイレ⇔ゴミ捨て場の動線を工夫する

☑トイレやゲージの周りの壁紙は、消臭効果のあるものを選ぶ。または、臭い成分を吸着する漆喰や珪藻土の塗り壁を採用する

お悩み②健康を害する心配もある「抜け毛」

ペットの抜け毛は仕方のないことですが、放っておくとダニやノミの繁殖やハウスダストの発生など、人体に悪影響を及ぼす場合もあります。抜け毛対策の基本はこまめなブラッシングやシャンプー、そして定期的な部屋の掃除です。しかしどれも手間のかかるものなので、なるべく負担なく行うことができるような仕組みづくりが重要になります。

抜け毛対策のための家づくりポイント!

☑こまめな掃除機がけが苦にならないよう、家の中を回遊しやすい間取りや、ロボット掃除機が動きやすい間取りにする

☑散歩のあと、家に抜け毛や汚れを持ち込まないよう、玄関近くや土間スペースに、専用の洗い場、シンクなどを設置する

☑専用の洗い場を設けるのが難しい場合は、家の中を通らなくても浴室にアクセスしやすいよう、浴室近くに勝手口をつくる

お悩み③ペットの安全を守る「床材」

ペット、特にワンちゃんが病院にかかる理由で多いのが、関節炎や脱臼。その原因に、家の床材が関係していることが多くあります。床材として人気のフローリングですが、これはペットにとっては滑りやすく、足腰に負担をかけてしまいます。床材はペットにとっても人にとってもやさしい素材を選ぶことが重要です。

床材選びのポイント!

☑ペットが走り回るスペースは、滑りにくい床材を選ぶ。滑り防止の対策がされたペット専用の床材がおすすめ

☑ペット専用の床材は、傷つきにくさ、汚れにくさ、消臭効果などの機能性にすぐれたものがあり、人にとってもやさしい

お悩み④予想外に負担の大きい「光熱費」

ペットと長く一緒に暮らすためには、それにかかる費用のことも考えなければなりません。ペットを飼う上での出費と言えば、ペットフードやおやつ、トイレシートなどの日用品、トリミング、ワクチンや健康診断、何かあったときの医療費などが代表的。一方で、意外と見落としがちで、しかも負担が大きいのが毎月の光熱費です。ペットは私たち人間以上に温度の影響を受けやすいもの。そのため、一年を通して快適な室温に保ってあげることが重要です。しかし、お留守番のときを含めて冷暖房や照明を一日中つけたままにしておくことで、光熱費に頭を悩ませているご家庭は多いようです。

光熱費を抑えるための家づくりポイント!

☑太陽光発電システムや蓄電池を活用して光熱費の負担を抑える

☑高気密、高断熱の家にして、冷暖房効率を上げる

お悩み⑤きちんと考えておきたい「災害時の暮らし」

ペットも大事な家族ですので、私たちと同様に災害時の対策を考えておく必要があります。地震が起きたときの安全確保のため、ゲージ周辺の家具の転倒防止や、ペット用の防災備蓄などが基本となりますが、もっとも問題となるのが、避難所生活ではないでしょうか。過去の震災時にも、避難所にペットを受け入れてもらえず、車中泊やテント泊を余儀なくされた方たちのことが問題となりました。またペットを受け入れてもらえた場合も、その後の避難所生活で、鳴き声や排泄物など、周囲に気を遣う場面も多くあるでしょう。そのため家づくりにおいては、ペットのいないご家族以上に“避難所へ行かなくてもいい家づくり”を考えることが重要です。

災害時の暮らしを考えた家づくりのポイント!

☑浸水・津波・土砂災害の危険性のない、災害リスクの低い土地を選ぶ

☑大きな地震や台風にも負けない、耐震性や防火・防風にすぐれた構造、設備を選ぶ

☑停電・断水時にも家で暮らせるよう、太陽光発電・蓄電池・エコキュートなどを採用する

まとめ|ペットと暮らす家の実例を見に行こう

SBSマイホームセンターでは、静岡県内9か所 (御殿場、三島、富士、静岡東、静岡、藤枝、掛川、袋井、浜松)の展示場に、住宅会社約50社、約160棟のモデルハウスを展示しています。住宅会社の中には、ペットと暮らすための家づくりプランを提案しているところも多数!

サイト内の「モデルハウス検索https://www.sbs-mhc.co.jp/search.php)」では、「間取り・居室(特徴)」→「ペット対応」などのキーワードで絞り込み検索が可能です。

 ペットも人も幸せに暮らすための家づくりの実例を、ぜひ見にきてくださいね!

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