施工事例
旧家の柱や梁を活かしたヴィンテージスタイルの家
- 工法
- 在来工法
- 場所
- 御殿場市
- 家族構成
- 二世帯住宅
- 完成年月日
- 2018年3月
- お問い合わせ先
- 各モデルハウスに
お問い合わせください
関東大震災の時に建て直したお宅でしたので冬は寒く、暖かい家を希望されていました。 また、建て替える際に旧家の柱や梁を活用されることを望んでおられました。
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屋根は平瓦を使って、入母屋無しで寄棟で組んであります。 段差が出来ないよう「差し棟」という工法を使いました。
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腰壁がある和の趣きを感じる玄関。 玄関入って左側の扉の奥はシューズクローゼットになっています。
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玄関正面にはお客様の目を楽しませることができる飾り棚。 下がり壁の部分には旧家の梁を使い、8寸の柱も旧家で家族を見守り続けた欅の柱を使ってあります。
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シューズルームの桁には旧家の床柱を使ってあります。
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LDKには間仕切ることができる畳コーナー。 畳コーナーの下は引き出し式の収納があります。 天井には旧家の梁。 囲炉裏があるお宅だったので梁が煤で変色しています。
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キッチンのカウンターは、旧家で玄関の式台として使用していたものです。
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畳コーナーは掘りごたつになっています。
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仏間がある和室。
お客様からの声
構造を見た時は、すごいなと思いました。大工さん顔負けのレベルですね。床の構造も90センチ間隔で組んでいて、こんな工法をやっているんだと感心しました。
柱には全部金物がついていてすごいし、使っている材料が素晴らしい。
「こんなに柱が必要ある?」というくらいたくさんありました。
自分の家を建てる前に杉森さんの構造現場は見させてもらいましたが、
実際に間近で見ていると「ここまで使う?」という感じでした。
見えなくなってしまう基礎も太い鉄筋を使っていて、手を抜いていないのがすごいなと思いました。
1から10までこだわって全て力を入れましたが、やっぱり玄関ですかね。玄関の正面の下がり壁の部分や、シューズルームの桁にも古い家の梁や柱を使いました。
「これは使えるの?」と聞くとそれなりに考えてくれて、
「この部分はこういう所に使った方がいいんじゃない?」と提案してくれました。
リビングの扉は昔、座敷にあった木の戸板なんです。
一枚板で造ってあった建具だったのですが、それを使ってくれました。
キッチンのカウンター、これも昔の式台だったんですがカウンターになりました。
新しい材料を使うのもいいけど、昔の梁や柱を使えば先代も喜ぶかなと思います。
外観もこだわりました。
屋根は平瓦を使って、入母屋無しで寄棟で組みました。
段差が出来ないよう「差し棟」という工法を使ったのですが、
平瓦は瓦屋さんもあまり使ったことがなかったので特注でした。
出来ないことも「なんとかやってと」と言ってお願いして造ってもらいました。