静岡県富士市は、世界遺産・富士山の麓に位置し、豊かな自然環境と都市機能がバランスよく共存する街です。子育て世代にも人気があり、自然に囲まれる暮らしに憧れ、移住を考える方も少なくありません。
移住先を選ぶ上で、住みやすさは欠かせないポイントです。生活環境や交通アクセス、教育や医療体制など、さまざまな要素を総合的にチェックすることで、理想の暮らしに近づけます。
本記事では、富士市の住みやすさや、エリア別の魅力・特徴を詳しく解説します。富士市での暮らしを具体的にイメージする際の参考にしてみてください。
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<目次>
富士市の住みやすさは?
静岡県東部に位置する富士市には、令和7年4月時点で人口約24.5万人が暮らしています。
市の北には雄大な富士山を望み、南には水深日本一の駿河湾、西には日本三大急流の富士川が流れ、豊かな自然環境と温暖で過ごしやすい気候が魅力です。都市機能も充実しており、子育て世代や移住希望者から高い人気を集めています。
まずは、富士市の住みやすさについて、6つのポイントから詳しく見ていきましょう。
施設の多さ
富士市には、日常の買い物に便利な大型ショッピングモールやスーパーが点在しており、日々の買い物に困ることはありません。
近年では、民間のコワーキングスペースも充実しており、中には動画配信スタジオを併設した施設もあります。これらは仕事場としてだけでなく、コミュニティ形成の場としても活用され、テレワーク移住にも最適です。
また、市内には複数の総合病院やクリニックがあり、医療体制も整っています。
レジャー面では、広大な敷地で動物とのふれあいやさまざまな体験ができる「富士山こどもの国」や、富士山と梅・桜の絶景が楽しめる「岩本山公園」といった、自然を満喫できるスポットも豊富で、子育て世代にもおすすめです。
補助制度
富士市は、住宅取得や移住支援の補助制度が充実している点も魅力です。
例えば、39歳以下の夫婦などを対象とした、結婚やパートナーシップ宣誓に伴う住宅取得費用、改修費用、引越し費用を補助する「はぐくむFUJI富士市結婚新生活支援補助金」が挙げられます。
また、テレワークをきっかけに富士市へ転入した場合、富士市先導的テレワーク移住者支援補助金」として、最大50万円の補助を受けられる制度も用意されています。
さらに、子育て支援も充実しており、お子さまが18歳になる年度末まで、通院・入院にかかる医療費の助成を受けることが可能です。
これらの多様な補助制度は、特に若者や子育て世帯にとって、富士市で新しい生活を始める際の心強い支えとなるでしょう。
【2025年】静岡県富士市で使える住宅補助金・助成金一覧|申請方法も解説
家賃の相場
富士市の家賃相場は、居住するエリアや間取りによって変動しますが、全体の平均は約5.3万円です。首都圏などの都市部に比べると安価な傾向にあり、住居費を抑えられます。
また、先述の移住補助制度を活用することで、引っ越しや住居にかかる経済的な負担をさらに軽減でき、ゆとりある生活設計が可能です。
アクセスの良さ
富士市は、首都圏へのアクセスの良さも魅力です。市内には東海道新幹線「新富士駅」があり、東京駅まで約70分でアクセスできます。
また、東名高速道路と新東名高速道路が市内を横断しており、車を使えば東京方面へ約1時間30分で到着可能です。
鉄道はJR東海道本線を利用することで、静岡駅まで約30分、さらにJR東海道本線・身延線、岳南鉄道も市民を走っています。
市内の移動も便利で、路線バスや循環バス「ぐるっとふじ」、コミュニティバス、予約制の乗り合いタクシーも運行しており、車がない人でも生活しやすい環境です。
さらに、新幹線駅と市街地を結ぶ「モーニングシャトル」もあり、遠方への通勤・通学も快適です。
治安
富士市は比較的静かな環境で、治安の良い街です。住民同士の挨拶や交流が盛んな地域も多く、顔見知りの関係が築きやすいことが安心感につながっています。
また、消防団による夜間巡回や、市内各所に交番が配置されており、地域ぐるみで見守る体制が整っている点も心強い点です。
市では通学路への防犯カメラ設置や、高齢者を詐欺から守るための悪質電話対策機器購入費補助といった具体的な対策も進められています。
さらに、各地区で住民が主体となった「まちづくり行動計画」を市が支援し、安全なコミュニティ形成を促進しているのも富士市の特徴です。
イベント
富士市では、市内各地区にある「地区まちづくりセンター」を拠点に、住民が主体となった伝統的な祭りや文化祭が活発に開催されています。
各地区の「まちづくり協議会」がウェブサイトやSNSでイベント情報を発信しているため、地域ごとの特色ある魅力を手軽に知ることが可能です。
特に「富士まつり」をはじめとする四大まつりは、多くの屋台が並び、毎年市内外からの来場者で賑わいます。年間を通じて四季折々の行事が市内各所で開催され、家族で楽しめる環境です。
また、スポーツイベントも盛んで、年末には全国的に有名な「富士山女子駅伝」が開催されます。他にも、市を拠点とするプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」と連携した、自転車活用や地域づくりに関するイベントも行われており、市民の楽しみや交流の場となっています。
エリア別に見る富士市の住みやすさ
富士市はエリアによって生活環境や利便性が異なり、ライフスタイルに合わせた住まい選びが可能です。ここでは、富士市の「新富士駅周辺エリア」と「富士川駅周辺エリア」の特徴をご紹介します。
新富士駅周辺エリア
新富士駅周辺は、新幹線を頻繁に利用する方や、首都圏への通勤・通学を考えている方におすすめのエリアです。東海道新幹線を使えば東京駅まで約1時間で到着し、満員電車のストレスも軽減できます。
駅の周辺には大型商業施設やスーパー、活気ある商店街が揃っており、仕事帰りや休日の買い物にも便利です。
ただし、交通と生活の利便性が高く人気のエリアであることから、市内では地価が比較的高めです。都会的な暮らしを求める方には最適な環境ですが、住まい選びにはしっかりとした予算計画が求められます。
富士川駅周辺エリア
富士川駅周辺は、自然環境と生活の利便性を両立させたい方や、車移動が多い方に向いているエリアです。市街地よりも静かで落ち着いた雰囲気で、整備された富士川の河川敷では、散歩やジョギング、スポーツを楽しむことができます。富士川スマートICに近く、東名・新東名高速道路へのアクセスも良好です。
市内の他エリアに比べて地価が手頃な傾向にあるため、広々としたマイホームを検討するファミリー層にも人気の高いエリアとなっています。
まとめ
富士市は、雄大な自然と都市機能がバランスよく共存する、住みやすい街です。移住支援制度も充実しており、ご家族での引っ越しやテレワーク移住にも活用できます。
富士山の絶景を望めるエリアや、交通アクセスの良い駅周辺など、ライフスタイルに合わせた住環境を選べることも魅力です。
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