静岡県データ

家事、育児でも頼れるパパたちが増えています!

執筆者
株式会社トムス フィールドマーケティングチーム 寺島知津

 先ごろ、総務省で5年ごとに行われている「社会生活基本調査」の最新データ(平成28年実施結果)が公開されました。その中でも注目は、小さなお子様を持つパパのイクメン化!。6歳未満の子どもを持つ”夫”の、平成8年から平成28年の20年間の「家事」、「育児」にかける時間の推移をみてみると、特に「育児」にかける時間が平成8年では週に18分だったのに対し、平成28年では49分と大幅増となっています。また、「家事」についても平成8年の週に5分から、平成28年は7分とこちらもわずかながら増加傾向にあります。

 また、SBSデータバンク静岡市調査によると、小学生以下の子どもをもつ家庭において、「夫も家事を分担している」と回答した人が、平成18年では36.4%、平成28年では43.6%と家事を行っているパパが増えている様子が伺えます。一方で「家庭内のことは主に母親が取り仕切っている」と答えた人が平成18年で56.2%であったのが、平成27年では47.9%と低くなっており、家庭のことはママ任せといったお宅が減少しているようです。

 

 このような変化は、働く女性、働くママが増えていることが大きな要因であると言えます。とにかくママだけでは立ち行かないから、家族の協力体制が必要になっているのです。マイホームを考えはじめている方の中でも、パパ、ママともにお仕事と子育てに奮闘している方も多いでしょう。”家族みんなで協力体制をつくることが出来る家”というコンセプトで家づくりを考えても良いかもしれませんね。