アウトドア好きのご家族のために欧米で人気のラップサイディングの外壁を採用しました。板の凹凸に日光が当たり、お家に陰影を作り出すため、お家全体の立体感が際立ちます。淡い色を採用することが多いラップサイディングですが、あえてブラックを採用しインダストリアルデザインとの融合を。玄関は土間にビンテージ感のあるタイルを採用し、外から持ち帰った多少の汚れも気になりません。
キッチンとダイニングの北側の壁にはサブウェイタイルを一枚一枚貼りました。黒の目地がレトロなお洒落さを引き立てます。タイルは角が削られたテーパータイプを採用。照明や日光が反射してタイルに光沢が生まれ、壁全体がみずみずしい印象となり清潔感を与えています。キッチンの左手奥には2帖のパントリーを設けました。リビングからは死角に位置するので、整理整頓が苦手な奥様も安心です。
ウッドデッキで過ごした後にすぐ手洗いやシャワーを使用できるように、ウッドデッキから距離の近いリビングの隣に浴室・洗面室を設けました。南西の配置したことにより洗面室につきものの寒さが緩和され、冬お子様がお風呂を嫌がらなくなるような効果も期待できます。窓は天井近くに設置し、小さい窓でも光をたっぷり取り込む工夫をしています。
それぞれの室内のイメージに合わせて、ウッド、コンクリート、フラワー、ボタニカルなど様々なクロスを大胆に貼りました。主寝室はたっぷりの陽光を受けられるように、大きな窓を南に並べて設置しました。交通量の多い道路に面した土地なので夜間の騒音の影響を抑えらるように、遮音性の高いFIX窓と滑り出し窓を採用し、窓の開く方向にも気を配り、風通しの良い部屋を実現しました。