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コラム【住宅用地を選ぶ際の注意点(インフラ整備編)】

公益社団法人全日本不動産協会会員 株式会社かわくぼハウス 殿岡武春

住宅と関連するインフラとは?
 土地を選ぶにあたりインフラの整備状況は重要な要素となります。インフラとはインフラストラクチャーの略語ですが、広く生活の基盤を形成する構造物のことを指します。たとえば道路、学校、病院、公園、スーパーなどの環境施設や電気、ガス、上水下道、通信網などのライフラインです。ここでは住宅の建設という視点からインフラについて考えてみたいと思います。

エリア選定に重要なのは優先順位付け
 まず家を建てるからには今後永くその場所で生活するわけですから、暮らしやすい場所を選びたいものです。基準としては子供の学区や仕事場までの通勤時間、スーパーまでの距離などがあります。すべてが整っていれば良いということはありませんが、何を重視すべきか?優先順位に従いエリアを絞り込むのが一般的です。


具体的なライフラインの調査
 候補地が決まったらさらに道路、電気、ガス、水道などの個別的な調査に入ります。
まずあたりまえのことですが、その土地の接する前面道路が建築基準法が規定する道路でなければ建物を建てることができませんので、まずそこを確認してください。市道なのか位置指定道路なのか?セットバック、接道要件の有無、位置指定道路の場合には道路持分があるかどうかも重要なことですから、そこもあわせて仲介業者に確認してください。
次に電気ですが、市街化区域内であればほとんどの場所で電気は引くことができると思います。しかし郊外になりますと近くに電柱がないこともありますので、引き込みに費用がかかることもあります。また敷地内に電柱が設置されていることもありますし、土地上空を電線や電話線、高圧線などが横切っていることもありますので、そこも現地で確認してください。
ガスについては都市ガスかプロパンガスのどちらかということになります。都市ガスであれば前面道路地中に都市ガスの本管が敷設されています。通常都市ガス本管はガス会社の所有物です。ですが稀に個人が自費で引き込みをしていることもありますので、その場合ガス管の所有者に分岐承諾をいただく必要があります。
上下水道については前面道路地中に公営水道本管と下水道本管が敷設されているかどうか?また敷地内まで引き込みがされているかどうかも確認してください。上下水道本管についても個人が所有している場合がありますので、その場合管の所有者から分岐承諾をいただく必要があります。上下水道管の敷設が無いなら、浄化槽を設置しなければなりませんし、飲用水については井戸水を使用することになります。

留意点のまとめ
 留意点を纏めると以下のようになります。前面道路が位置指定道路の場合には道路持分があるかどうか?持分が無いなら道路所有者全員から通行承諾書を貰うことが望ましい。都市ガス本管、上下水道本管の所有者が誰で、敷地内まで引き込みがされているかどうか?個人管であり、敷地内に引き込みがされていない場合は分岐承諾書が必要となり、費用も発生する。さらに前面道路が位置指定道路の場合には道路所有者全員から、道路掘削承諾書もあわせて貰わなければならない。こうしたインフラの整備状況は物件概要書、あるいは重要事項説明書のなかに明記されています。わからないことがあれば仲介業者にしっかり聞いてください。また、建設業者が決まっているなら現地に同行してもらい、意見を聞くのも良いでしょう。

 

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