土地選び

妥協と我慢の土地選び?これが現実か!

執筆者
株式会社Flap 矢島マコト

先祖代々の土地ならばいざ知らず・・・土地探しは迷うものです

 どこに住まうのか?これは重要な要素です。上物(家)は建て替えが可能ですが土地は、そうそう買い換えられるものではありません。こう言われると、そうだな、と思ってしまうものです。まぁ、そりゃ確かにそうですが「何をしたいか」それ次第ですよね!これがワタクシ矢島の回答です。

あなたは、リセールバリューを考えてクルマを買うタイプですか?

 そりやぁモチロン!3年ごとに新車に乗り換えるから下取り再販価格には気を使うよ!なんて方は新築一戸建てよりも賃貸マンションがオススメ。いつも新築とか築5年以内に住みたいのだと思います。現在30代~40代の新築一戸建てを検討している方々には、このようなタイプは少ないでしょう。結婚して子育てをして暖かい家庭を築きたいという方は、総合的に物事を判断するかと思われます。 

土地選びに王道なし!残念ながら妥協の産物なり・・・

 陽当り(方位)、周辺環境、広さ、価格、地盤、利便性・・・すべてを満たした土地はありません。一攫千金で一山当てた人が一等地に豪邸を構えても、知らぬ間に売りに出されていた、なんてことが繰り返されています。分相応な土地に住まう事が最良の選択でしょう。日本は階級社会ではないと思っている人もいるようですが、しっかりと階級は存在しますし日を追うにつれ明確化かつ格差は拡大しています。堅実に・・・

ちょっと待って! 「重要事項説明書」を良く見て!契約書にハンコを押す前に!

 不動産売買の際には「重要事項説明書」が必ず提示されます。内容を理解したうえで契約しなければなりません。細かくいろいろと書かれています。契約には2時間ぐらい時間が掛かりますから、慣れないと細かい点には注意が及ばないかもしれません。注意すべきは細かい文字や「備考」などと表記された部分です。大体は「売主と仲介者は不利益を被りませんが、買主は○○が不利益です。」と書いてあります。Yの経験では、ゴニョゴニョと言って誤魔化そうとした輩も居ましたよ!契約時の冒頭に宅建主任者証(当時)の提示が無かった(宅建業法違反です)事もあり、Y氏はハンコを押しませんでした。後で判明したことですが、有資格者は常時勤務していなかった(名義貸し=業法違反)ようです。信用できない輩と取引しないように注意しましょう。