土地選び

賢い住宅用地の選び方とは?

執筆者
株式会社Flap 矢島マコト

マイホームを持つことは誰もが夢見ることではないでしょうか。子供の将来や夫婦のライフスタイルに沿ったマイホームを建てるには色々な知識を仕入れておく必要があります。

土地探しの前にやっておきたいこと

 まず購入計画を立てます。どんな土地に家を建てるか、住環境・利便性・将来性などを考えます。また、新築戸建てか中古かなど、これらのポイントを絞り出して自分達にとって何が一番重要なのか、優先順位を決めておきます。
いつ購入するか、頭金はどの程度用意するか、保険料や手数料など総額いくら必要なのかの予算を立てます。予算は借入可能額でなく、返済可能額を検討することが重要です。

効率よく情報収集するには

 最近ではインターネットで色々な不動産情報を検索することができます。またチラシ、専門情報誌、ネット広告などあらゆるメディアで情報が掲載されています。
効率よく情報収集するには不動産物件検索サイトを利用したり、情報誌や折り込み広告を確認して、最終的には不動産会社に情報提供してもらうことが一番正確です。

良い不動産業者を見分けるポイント

 不動産を購入するのは一生を左右する大きな買い物です。失敗しないためには信頼できる業者と取引しましょう。良い業者なら法令を遵守し、誠実に義務を果たし、取引トラブルがないのが当たり前です。
 また不動産取引業なら宅建の免許は必ず必要です。広告は規制に則った広告であるか、免許申請書類の閲覧などで確認しておきます。社員や役員、宅建免許保持者が頻繁にやめたり、事務所の住所が何度も変わるような業者は注意しましょう。

現地見学の際の注意点

 土地を購入するなら必ず自分の足で歩き、目で確認しましょう。車だけでなく電車・バスなどの交通機関でも確認し、最寄り駅などを必ず確認します。広告掲載の目安に〇〇駅から徒歩〇分と記載されていても、実際の時間と異なることがあります。また、昼や夜も歩いてみて、曜日や天候が違う日に確認してみましょう。
 最低でも目的の土地に対しては2回以上下見します。条件が違う日や、時間に何度か行くことで気がつくこともあります。できればご近所の方に色々な情報を伺ってみることも大切です。

まとめ

購入を決断したとしても、そこからさらに不動産購入には特殊な知識が必要です。様々な専門知識を要するからです。土地選びの不明点をどんどん宅建士に確認していくと良いでしょう。