注文住宅の建て方

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家づくりチャート

7.本設計・見積もり

本設計と本見積り

プランを煮詰めるにあたっては、基本設計をもとにして住宅メーカーと話し合いを重ねていきます。ここではしっかりとコミュニケーションをとって進めていくことが大切です。
希望が正しく伝わるには、望みの居住スタイルはもちろん、家族関係や来客が 多いかどうかとか、家族がどんな趣味をもっているかといったプライベートなことまで話したほうがいいでしょう。その後、建て主のさまざまな要望を盛り込んでまとめたプランを描き、部材の選定、細部の形状などの詳細を決めていきます。これによって本設計となる設計図がつくられます。設計図をまとめたものは「設計図書」といわれています。

設計図書の内容

設計図書はかなりの枚数になり、専門的な記号などが記されているので、素人にはわかりにくいかも知れません。しかしこの図面をもとに家はつくられ、話し合いは設計図を介して行われます。基本的なことは、知識として頭に入れておきましょう。

【仕様書】
設計図書の最初にあるのが仕様書。建物の構造や使用する材料、設備などを一覧できるようにまとめたものです。図面では説明しにくいことが、数値や文章で表されています。

【配置図】
敷地内の建物の位置が表されています。道路やお隣との境界線なども記されています。

【平面図】
各階の間取りがわかる図面です。部屋の広さや開口部・壁の位置などが示され、内部の様子がイメージできます。

【立面図】
家が建ったときの外観がわかる図面です。4つの壁側からみた4種類の図面があり、家の全体的なイメージがつかめます。

【断面図】
家を垂直にカットしたかたちで表され、床から天井までの距離などがわかります。正面と横の2方向から見た2種類の図面があります。

【その他】
平面詳細図、矩計図、電気設備図、給排水施設図などがあります。

見積書の内容
本設計と本見積り

見積書の様式は、作成する業者によって異なります。「工事一式」

と書かれ、内容があいまいな場合もあります。詳細内容については素人が見てもわかりにくいですが、少なくとも見積書の明細(費用内訳書)はもらうようにしましょう。
また、この見積書をもとに工事請負契約が結ばれるので、見積書を見るときには伝えた内容がすべて含まれているかを確認することが大切です。あとでトラブルが起きないように、見積り内容はきちんと把握しておきましょう。

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