住宅制度

木造住宅新築で最大165万円の補助金

執筆者
株式会社Flap 矢島マコト

長期優良・低炭素・ゼロエネ住宅 地域型住宅グリーン化事業

 近年「地域型住宅グリーン化事業」が実施され、一定の性能を備えた住宅への補助金が出ます。 この事業は、長期優良住宅や低炭素住宅といった省エネ性能や高い耐久性能等に優れた木造住宅を、新築する場合などに補助金が交付されるものです。また、地域木材を多く利用する場合や三世代同居への対応を合わせて行う場合は、補助金が加算されます。この事業は、工務店や建材流通業者が連携してグループをつくり、グループによる公募が国に採択され、そのグループに属する中小工務店などが所定の住宅を建てる場合に補助されるものです。補助を受けるためには、どの業者でも良いということではありません。長期優良住宅や低炭素住宅を中小工務店で建てたいという方は是非とも利用したい制度です。

期限に注意

 原則としてグループに対する採択通知発出日以降に着工するものであること。(ただし、高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)の場合は別に定めがあります。)
 採択通知:平成29年8月下旬(予定)※工務店などのグループが発表されます。 平成29年度中に事業に着手(契約・着工)し、交付申請することが条件です。 つまり、8月下旬に、どの業者に頼めば良いかが分かります。平成29年8月下旬から平成30年3月末までに契約・着工し、交付申請しなければなりません。昨年度も実施された事業ですので、どの工務店グループが採択されたかを知ることは可能です。リンク先をご参照ください。
http://chiiki-grn.jp/home/adoption/tabid/113/index.php

地域型住宅グリーン化事業ホームページ
http://chiiki-grn.jp/